相場分析について学ぼう~初級編~

こんにちは。ライターのリリーです!

 以前からお伝えしているとおり、年末から不安定な相場が続いています。今の相場は初心者(私含め)が無理にトレードしようとすると運よく利益出すことはできても資産を減らしてしまう可能性が高い、難しい相場になっています。

 「待つのも相場」という投資の格言があるように、今は無理にトレードしようとせずに「勝てる相場」が来るのを待ちつつ、しっかりと知識を蓄えていく時期だと思っています。ということで、これから「勝てる相場」が来たときに資産を増やせるように相場分析について学んでいきましょう!

相場の分析

 相場を分析する手法として大きく2つに分けられます。それがファンダメンタル分析テクニカル分析です。

ファンダメンタル分析

 仮想通貨でのファンダメンタル分析とは、大局的なものであれば、各国の景気や経済政策等の外的要因や各国の仮想通貨規制、仮想通貨全体の活況状況や資金の流れなど、もう少し局所的なものであればコインの運営、分野、時価総額、ロードマップなどを分析することをいいます。

 例として中国の仮想通貨規制、アメリカの量的緩和政策の縮小などの発表によりビットコインをはじめとした仮想通貨は大きく価格を下落しました。

 ファンダメンタル分析は、短期の情報戦では機関投資家に勝つことは不可能に等しいので、比較的長期の投資で利益を上げやすい傾向にあります。また、FUD(Fear・Uncertainly・Doubt)という悪い噂を意図的に流すことで下落させられることもあるのでファンダメンタル分析をする際には注意が必要です。 

テクニカル分析

 過去の値動きを表しているチャートを分析することで将来どのような値動きをするのか予測することです。ファンダメンタル分析と比較すると比較的早く利益を上げることができます。また、機関投資家との情報格差はファンダメンタル分析と比較すると少ないですし、短期投資、長期投資問わず利益を効率よく上げていくためには必要となるスキルです。

 ざっと説明しましたが、ファンダメンタル分析とテクニカル分析とはどういうものかなんとなく理解できましたでしょうか。個人的には、ファンダメンタル分析でどのコインに投資するかを決めるテクニカル分析でそのコインをどのタイミングで買うか判断する。このくらいざっくりとしたイメージで考えています。

 相場分析をするうえで、もちろんファンダメンタル分析について学んでいく必要がありますが、個人の好みなどもありますし一概に言えない部分もあります。それにテクニカル分析の方が結果が出やすいと思いますのでこれからテクニカル分析について一緒に学んでいけたらと思います。

テクニカル分析のメリット・デメリット

テクニカル分析にはメリットもあればデメリットもあります。テクニカル分析を学ぶ前にメリットデメリットを理解しておく必要があります。

メリット

  • データの信頼性が高い
  • 世界のどこにいても同じ情報
  • 売買のタイミングの根拠を見つけられる

 チャートは過去の値動きを表すものなので嘘をつきません。そしてそのチャートは、取引所等によって多少の誤差はあるものの機関投資家も同様のチャートを使っていますので機関投資家と格差は生まれにくいです。

 また、テクニカル分析をすることで、売買のタイミングの根拠を探し出すことができます。根拠があるかないかで精神的にも大きな影響を及ぼしますので、自分なりのエントリー根拠を見つかられるようになりましょう!

デメリット

  • 手法が多い
  • 正解はなく、予想と真逆に動くこともある
  • ファンダメンタルにより急な値動きをすることもある

 無限と言えるほど様々な手法があるため、正解はなく自分の予想とは真逆に動くこともあります。そして、テクニカル分析からは、ファンダメンタルによる急な値動きを予想することはできないのでこれもデメリットなりえます。

まとめ

  テクニカル分析にはデメリットはありますが、テクニカル分析を身に着けておいて損になることはありません。テクニカル分析によって、根拠のある売買ができれば、無駄な損失を出す前に損切り、自信を持った利確をすることができると思います。そして、何より根拠がある売買か、根拠がない売買かで精神的にも大きな違いがありますので、投資家としてずっと生き残っていくためには、必要不可欠なスキルといっても過言ではないと思います。

 もう少し「待つ相場」は続きそうなので、これからテクニカル分析について少しずつ学んでいきましょう!本業の都合上、頻繁な更新は厳しいかもしれませんが最低でも週1回の更新を心がけていきますので引き続きよろしくお願いいたします^^

 次回は「テクニカル分析のインジケーターとは?」を予定しています。

 最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m

 ※本記事は情報提供を目的としていますので、実際に投資する際は、自己責任でお願いします。