こんにちは!ライターのリリーです。
年末からの下げ相場、さらにはウクライナ情勢による仮想通貨だけではなく、金融市場全体で混乱が起きており、まだまだ底が見えない相場が続きますので、こういうときは新規のプロジェクトに投資をして素早く原資を抜く戦い方が安全に資産を増やすことができるかなと思います。
今回は、その1つの方法である、ローンチパッド(Launchpad)について記事を作成しましたので資産を増やす引き出しを増やしたい方はぜひご覧ください。
ローンチパッドとは?
取引所に上場することが決まっている新規プロジェクトのトークンを上場前に安く購入することができるトークンセールのことで、取引所が行うIEO(Initial Exchange Offering )の1種です。
IEOが分からない方は、株式投資の「新規公開株式(IPO)」の仮想通貨バージョンとイメージしてもらえるとわかりやすいと思います。
また、ローンチパッドと似たような仕組みでローンチプールというIEOもあります。ともにIEOという点で違いはないのですが仕組みが違うため理解しておきましょう。BybitやBinanceなど多くの取引所でローンチパッド・ローンチプール行われていますが、今回はBybitをもとに説明させてもらいます。
取引所が指定したトークンを保有し、一定の条件をクリアしたうえで期間内に購入の意思表示(コミット)する必要がある。コミットしたトークンはロックされて期間中利用することはできない。ロックされていたトークンは、期間後に新規トークンに購入に必要な金額が差し引かれて戻ってくる。
取引所が指定したコインをイベント期間中に預けておく(ステーキング)ことで、新たなトークンをもらうことができる。ステーキングしているトークンはいつでも引き出しが可能。
ローンチパッド | ローンチプール | |
参加方法 | 購入の意思表示 (コミット) | ステーキング |
ロック | あり | なし |
価格 | 有料 ロックされたトークン による購入 | 無料 |
※先ほども少し述べましたが、ローンチパッド・ローンチプールは似たような仕組みです。明確な定義も定まっていないため、取引所やプロジェクトによってはローンチプールのような仕組みでもローンチパッドと呼ばれることもあるので、投資する際はローンチパッド・ローンチプールという言葉だけで判断するのではなく、仕組みを調べるようにしましょう!
ローンチパッド・ローンチプールの注意点・デメリット
ローンチパッド・ローンチプールに参加するためには、指定されたトークンを一定数以上保有しているなどの条件が付与されている場合がありますので、参加権利を確認する必要があります。また、指定されたトークンの枚数が多いほど、購入またはもらえるトークンは多くなりますので、保有枚数が少ないと思ったより新規トークンがもらえない可能性があります。
ローンチパッド・ローンチプールで指定されるトークンは、BybitであればBitDAO(BIT)、BinanceであればBinanceCoin(BNB)なのでこれらをコツコツ買い集めていくとローンチパッドやローンチプールに参加できる可能性が上がります。ただし、BITやBNBに価格変動がありますので含み損になる可能性があるのがデメリットとして考えられます。
(参考)Bybitのローンチパッドであれば一定期間の平均保有枚数が50BIT以上であれば参加できることが多いので、現在のBITの金額だと8,000円ほどで参加できる権利を獲得することができます。
過去のローンチパッド・ローンチプールの結果
ここまでローンチパッド・ローンチプールの説明をしてきましたが、過去のローンチパッド・ローンチプールの結果はどうだったのか気になると思いますので、以前記事にしたGensokishi Metaverse(MV)と2月22日に上場したTap Fantasy(TAP)の結果について見ていきましょう!
Bybitにて1月29日からローンチプールが行われ、1月27日にBybitに上場しました。結果は以下のとおりです。
上場価格(初値):0.02$
最高値:1.66$(約80倍)
現在価格:0.708$(2月23日13時)
上場後も日に日に価格を上げ続け2月8日に約80倍の上昇となりました。現在は相場の影響等により上場から約35倍となっています。
Bybitにて2月17日からローンチパッドが行われ、2月22日にBybitに上場しました。結果は以下のとおりです。
上場価格(初値):0.04$
最高値:0.76$(19倍)
現在価格:0.244$(2月23日13時)
相場全体が冷え切っている影響か上場数分で19倍になりましたが、現在は約6倍のところで推移しています。
Bybitでローンチパッドが行われた銘柄10のうち上場価格を割っているのはBitDAO(BIT)のみでその他の9銘柄についてはすべて上場価格より上で推移しています。
やはりIEOは強し!!
まとめ
現在、金融市場の警戒、世界情勢などの影響により仮想通貨で資産を増やしづらい状況が続いていますが、ローンチパッド・ローンチプールをうまく活用していくと資産を増やす選択肢を広げることができます。
個人的にも不安定な相場が続くことが予想していますので、今年は新規プロジェクトに注目して投資していきたいと思っています。もちろん、新規プロジェクトは値動きが激しくなりますので原資抜きを最優先で立ち回ります。
ローンチパッド・ローンチプールを知らなかった、やったことないという方はこれを機に注目してみてください!
まだBybitアカウントを持っていない方は、こちらから登録できますの登録してみてはいかがでしょうか。ローンチパッド・ローンチプールに参加するためにはKYC(本人確認)レベル1への登録が必要です。
※本記事は情報提供を目的としています。投資する際はご自身でよく調べて、自己責任でお願いします。
IEOが行われるトークンは、取引所がそのプロジェクトについてしっかりと審査したうえで将来性があると判断したトークンです。そのため上場後価格が上昇する可能性が高く、また多くの投資家から注目を集めることができます。