今回参照させていただいたのは
アンディ・ナン氏の「クジラチャンネル」です。
チャンネルURL:https://www.youtube.com/channel/UCr7buHU50QR0fN_oh040Qqg
参考動画:https://www.youtube.com/watch?v=WpT4q8Xbvpc
相場はクジラが動かす?
仮想通貨の相場は「クジラが買えば上がり、売れば下がる」と思われがちですが、実は相場の上下は大衆心理で動いているというのがこの考え方です。
「大衆心理で動かされた成行の売買で上下に動いている!」
興味深い話ですよね。
クジラは指値注文で売買しており、成行注文を「基本的には」行いません
つまりクジラの注文では直接上下しない!
どういうこと?と疑問に思われた方もいると思いますので、順次追っていきましょう。
チャートは同数の売買で成り立っている。
前編でも話したように、チャートは指値注文の売買だけでは成り立ちません。
指値だけでは下図の売り圧・買い圧になるだけです。

成行売りに対して指値買いが、成行買いに対して指値売りが存在することで売買が成り立ちます。
つまり、チャートが上昇していようが、下落していようが、約定した成行と指値の数の合計は同数です。
勘違いしやすいのが、売り注文が買い注文より、多ければチャートが下がると考えてませんか?
実は同数なのです。
「この価格ならば売るよ。」「この価格ならば買うよ」
これが成り立っている場所を示しているのがチャートです。
クジラの買い方は?
クジラたちは、価格が下がったときに購入しています。
価格が上がっているときには、売るのです。
クジラたちは貪欲です。高く買おうなどとは思いません。
クジラが買うと相場は下がる。
⇒クジラが買おうとしている時は相場が下がっているとき。
クジラが売ると相場は上がる。
⇒価格が上がっている時にはクジラは売っている。
相場が上がっているとき、ウォレットから取引所に移動させ売るのです。
ウォレットから大量にコインが取引所に移動したとき、
「お!価格が下がるかも?」と思い待ち構えてたら、数日して上がっていった。
こんなことありませんか?
クジラが売るときには価格が上がるのです。
取引所に移動させて、しばらく時間をかけて売るようです。
①クジラは成行では購入しない。
クジラは基本的に指値で待ち構えています。
成行売買は価格を上昇させてしまうため、安く買うにも指値価格で購入します。
相場を動かす際には成行を行うことがあります。
②クジラは一括では購入しない。
クジラは分割し、異なる価格で購入します。
細かく分けることで、約定しやすくしているのです。
もし、一括で購入すると約定しないまま、そのままチャートが跳ね返っていくからです。
③仮想通貨のニュースには注意?
価格を上下させるためにあえて、情報をあおることが多々あります。
場合によっては、会社ごとクジラの資金で動いている場合があります。
つまり、大衆心理をうまく操り、相場の操作をするのです。
最たるものが規制のニュース。
規制ニュースが入ると大体は価格が下落し、その後上昇していきます。